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技術書典4(2018/4/22)で頒布していた本です！ イベント情報 https://techbookfest.org/event/tbf04 頒布情報（委託先様） https://techbookfest.org/event/tbf04/circle/12820001 以下のようなニーズを持ったデスクトップアプリ開発者向けにインストーラーの作成方法を解説します。 ・お手軽にインストーラーを作成してアプリを配布したい ・バージョンアップをこまめにするので手軽な更新手段がほしい ・大量のPCに少ない手間でインストール作業をしたい ・Qt Creatorでアプリのビルドからインストーラーの作成までスタイリッシュにこなしたい
仕様
著者 : 理音伊織 イラスト : アシマ デザイン：藤宮藍 B5サイズ / 188ページ
概要
本書ではQt Installer Frameworkと呼ばれるフレームワークを利用します。このフレームワークは、テキストベースの設定ファイル（XML）と少しのスクリプト（JavaScript）でインストーラーの動きを制御できます。単体で動作するオフラインインストーラーから、ネットワークからデータをダウンロードするオンラインインストーラーなどなど、たっぷりと解説しています。 本書は過去にコミケや技術書典で頒布していた「インストーラーを作ろう」の2冊を合体・改訂し、バージョンアップしました。特にQtアプリを開発している方には大幅効率化できる情報を追加しています。こう御期待です。
目次
はじめに 目次 第1章 Qt Installer Frameworkとは 1.1. 概要 1.2. 対象バージョン 1.3. 対応環境 1.4. 動作確認環境 1.5. 必要なもの 1.6. 作成手順の概要 1.7. サンプルコード 1.8. オンラインインストーラーのテストについて 第2章 Qt Installer Frameworkの環境構築 2.1. 入手方法 2.2. 単体で入手してセットアップ 2.2.1. Qt公式サイトよりダウンロード 2.2.2. インストーラーの実行 2.2.3. パスの設定 2.3. Qtと一緒に入手してセットアップ 2.3.1. Qtのインストール 2.3.2. インストールフォルダ 2.3.3. パスの設定 第3章 インストーラーの作成 3.1. オフラインインストーラーの作成 3.1.1. プロジェクトフォルダの作成 3.1.2. 設定ファイルの作成 3.1.3. パッケージ情報ファイルの作成 3.1.4. コンテンツ作成とパッケージフォルダへのコピー 3.1.5. インストーラーの作成 3.1.6. インストーラーの実行 3.2. オンラインインストーラーの作成 3.2.1. リポジトリの作成 3.2.2. リポジトリの設定 3.2.3. インストーラーの作成 3.2.4. アプリケーションの更新 3.2.5. アプリケーションの更新（効率化版） 3.2.6. コマンドラインから更新の確認 3.3. インストーラーを配布するときに 第4章 インストーラーのカスタマイズ 4.1. ショートカットの登録（WindowsとLinux/X11） 4.1.1. パッケージ情報ファイル（package.xml）の修正 4.1.2. スクリプトの作成 4.2. 不要なページの非表示 4.3. ページに部品を追加 4.3.1. レイアウトファイルの作成 4.3.2. スクリプトの作成 4.3.3. パッケージ情報ファイル（package.xml）の修正 4.3.4. 翻訳ファイルの作成 4.3.5. インストーラーの作成 4.3.6. 限定的にもっと簡単に実現（おまけ） 4.4. オリジナルのページを追加 4.4.1. レイアウトファイルの作成 4.4.2. パッケージ情報ファイルの修正 4.4.3. スクリプトの修正 4.5. オリジナルのページで画像を使用 4.5.1. リソースの準備 4.5.2. レイアウトの修正 4.5.3. オリジナルページを含むインストーラーの作成 第5章 インストーラーの運用 5.1. 豊富なコンポーネントを含むインストーラーの作成（オフラインのみ） 5.2. 大容量パッケージを管理（オンラインのみ） 5.2.1. アーカイブファイルの準備 5.2.2. アーカイブファイルの配置 5.2.3. パッケージ情報ファイル（package.xml）の修正 5.2.4. リポジトリの作成 5.2.5. インストーラーの作成 5.3. アプリケーションに更新確認機能を追加 5.3.1. 更新確認機能の仕様 5.3.2. プロジェクトの作成 5.3.3. メンテナンスツールを実行するQMLタイプの作成 5.3.4. QMLタイプの登録 5.3.5. 更新情報を表示するダイアログの作成 5.3.6. 更新確認のメイン処理を作成 5.3.7. 更新機能の確認方法 5.4. Qt Creatorでインストーラーを作成 5.4.1. インストーラーのみを作成するプロジェクト 5.4.2. Qtアプリケーションと一括で作成するプロジェクト 第6章 インストーラーの自動化 6.1. スクリプトについて 6.1.1. スクリプトの種類と使い分け 6.1.2. スクリプトの動作タイミング 6.2. コントロールスクリプトの使用（指定）方法 6.2.1. 完成したインストーラーに実行時引数で渡す 6.2.2. 作成時に設定ファイルで組み込む 6.3. 自動インストール 6.3.1. 標準状態のインストーラーで自動インストール 6.3.2. オリジナルページのボタンを押す 6.4. 自動アンインストール 6.5. 自動追加または削除 6.5.1. パッケージ構成の変更 6.5.2. 設定ファイルのリモートリポジトリの設定 6.5.3. コントロールスクリプトの修正 6.5.4. 自動追加または削除の実行 6.6. 自動更新 6.6.1. 設定ファイルにリモートリポジトリを設定 6.6.2. 外部スクリプトの作成 6.6.3. 自動更新の実行 6.6.4. コントロールスクリプトを使用しない方法（Ver.3以降） 6.7. メンテナンスツールのアンインストール専用化 6.7.1. コントロールスクリプトの作成 6.7.2. 設定にコントロールスクリプトの追加 6.7.3. メンテナンスツールの実行 6.8. 警告ダイアログへの対処 6.8.1. オンラインインストーラーとしての設定 6.8.2. コントロールスクリプトの修正 6.8.3. 自動インストールの実行 第7章 リファレンス 7.1. 設定 7.1.1. config.xmlの設定項目一覧 7.1.2. package.xmlの設定項目一覧 7.2. TargetDir要素やスクリプトで使用できる特殊文字列一覧 7.3. addOperation関数で使用できる操作一覧 7.4. スクリプトで使用できるクラスとオブジェクト 7.5. ツール 7.5.1. binarycreator 7.5.2. repogen 7.5.3. archivegen 7.5.4. devtool（Ver.3.0.x） 7.5.5. devtool（Ver.2.0.x） 7.5.6. maintenancetool（installerbase） 7.6. 公式のサンプル解説 第8章 最新Qt Installer Frameworkの入手 8.1. ソースコードからビルド 8.1.1. ビルド環境準備 8.1.2. OpenSSLのビルド 8.1.3. Qt 5.9.4のビルド 8.1.4. Qt Installer Frameworkのビルド 8.1.5. ビルド結果の確認 メンバー紹介という名のあとがき